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アニメの魅力について語る
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 地球とか違う架空の世界を舞台に、宇宙軍によるロケットの発射までを追った物語である。主人公は地味な青年達で、彼らの不器用だがまっすぐな気持ちをあくまでも清新な、さっぱりとした映像美で観せている。エンディングの曲が感動的に素晴らしい。
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 美とバイオレンスが展開するこの作品。くノ一の陽炎が巨体の男に連れ去られ、小屋の中でエロシーンを行うところがよかった。獣兵衛のクールなキャラも、一歩間違えればわざとらしく見えるところを、何の違和感も無く自然と演出している。最後の獣兵衛と氷室弦馬が戦うシーンもカッコよかった。
 自分の事をロボットだと思っている少女、キイ。話自体が面白く、あえて説明を省き、謎を持たせたまま話を展開していくスタイルも作品のイメージと見事にマッチしている。印象的だったのは、キイに協力する厨川という女の子が、敵の目を逃れるために穴の中に隠れているシーン。不定感というか、この人はどうなってしまうんだろうという沈んでいくような印象があり、それが魅力だった。

 現在よりも遥かに発達した近未来都市。その繁華街で、人目もはばからず、というか当たり前のようにロボットの女性を抱きかかえながら歩いている男。その描写が衝撃的だった。さらにアミテージが裏路地で自称作家の男達にからまれるシーン。いきなり赤の他人の服を脱がすのもどうかと思うが、アミテージは全然動じてない。それを観て"もう常識なんて必要無いんだな"と、サイバーパンク的な世界に引き込まれた。長髪の少年がベルトコンベアに乗って話しているシーンも印象的である。全体から、果てしなさや途方も無さのようなものを感じる。

新世紀エヴァンゲリオン(1995) 
 エヴァをはじめとする斬新なデザインや美しい映像、キャラクタの内面描写などが話題を呼び、社会現象を起こした。特にヒロインの一人である綾波レイに人気が集中し、後に多くのフォロワーを生み出した。  

 メカデザインにおいて注目されるのは、現実の軍事的なデザインを取り入れた点だ。無論、ガンダムなどロボットアニメの主流であったファンタジックなデザインと比較し、好みの分かれるところだ。また、世界観をはっきりと示すディテールも特徴。主人公の碇シンジが日常を送っていた第三新東京市の描写が、戦闘という非日常への移行を見事に引き立てている。翼や円形といった宗教的なモチーフがデザインに取り入れられた事も、アニメーションと宗教や神話とのつながりを強く規定した。他にも、多くの画像を瞬間的に見せる手法や、モニタ越しに次々と情報が示されるシーンなど、最先端の表現が多く見られる。 

 ストーリーについてはよく分からない。なぜならこの作品を観た事が無いから(笑)。それでも当時は誰もが注目していたので、大まかな事なら分かる。テレビ放送が始まった当時私は小学5年生で、午後9時就寝という鉄則があった(9時過ぎると泣くまで責められた)ために、深夜に放送していたこの作品はどうしても観る事が出来なかった。そのため学校の話題にも社会現象にも全くついて行けず、やがて毛嫌いするようになった。特にエヴァの設定とかを鵜呑みにして、真面目に語る信者が嫌いだった。エヴァの映像も、観たら洗脳されると(真剣に)思って遠ざけるようにした。5年くらいたって、初めて観る機会があった。エレベータに乗っていて、30秒くらい動きが止まっているシーンだった。これのどこがいいんだ?と一瞬思ったが、作画の省略もセンスになる、それら全部含めてエヴァなのだと納得した。 

 機動戦艦ナデシコ(1996) 
 優れたデザインの戦艦やロボットが登場するロボットアニメなのだが、その重要性は後退し、キャラクタ描写を中心としたストーリー展開にこだわられた、オタク的なノリが要素として大きい作品。  

 上述の通りオタク的なノリを追及した作品となっている。キャラクタデザインはアニメーションの流れの中でも頂点と思えるくらいに申し分無い。ストーリー中においては、ヒーローの役割が完全に後退し、ただ振り回されるだけの存在になっている。これは作品世界への埋没が見られ、オタクに没自我をもたらし、作品や声優への信仰へと結びつけた。劇場版においてはエヴァにおける表現をさらに新しくした映像が観られ、非常に洗練されている。テレビ版のエンディングを観たときも、ユリカと足元のマークの絵の新しさにビックリした。 

 当時流行となっていた逸話として、私がガンダムW Endless Waltzの前売り券を買いに行ったとき、受付の人に"機動戦艦ナデシコですか"と間違えられた。ピンと来ないかもしれないが、当時ガンダムは風前の灯火だった。私自身それを自覚していた。だからこそ、他のロボットアニメを毛嫌いして、ガンダムの道に一人邁進せざるを得なかった。 

 南海奇皇ネオランガ(1997) 
 作品は観た記憶が不確かで、内容はほとんど覚えていない。だが当時WOWOWのCMを観て、衝撃を受けた記憶がある。それで十分だ。エヴァ以降のアニメは全てその影響を受けていると言ってよく、この作品にもバイオ的なデザインや緻密な世界観の描写が感じられる。 

 ベターマン(1999) 
 彩火乃紀というヒロインがいて、緻密な背景描写や複雑な展開があり、作品としての見ごたえも高い。ところどころ猟奇的というか、グロテスクな描写があるところが苦手だが。この作品も確かWOWOWで放送されていたはず。当時は観ていなかった。 

 銀装騎攻オーディアン(2000) 
 一番影響が見られる点はメカデザインだろうか。次がキャラクタ。作品全体が非常にスタイリッシュである。大張監督のピークではないだろうか。
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コウタ
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誕生日:
1985/11/17
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趣味:
漫画、アニメ
自己紹介:
 ―おことわり―
 管理人は子供の頃満足にアニメや漫画といったコンテンツを楽しめなかったために、その時期(8~90年代)の作品に憧れている
 管理人は7歳から趣味で漫画を描いており、作り手の視点から観たアニメへの想いであること
 一番知識のある分野はガンダムです。SFの特に霊や超能力を扱う作品も好きです。サイバーパンクもわりと詳しい。
 エロ大好きです。
 
 
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