アニメの魅力について語る
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今の私はアニオタを自認している。その前はHIPHOPに中毒していて、将来ラッパーになりたいとか思っていた。いろいろイタい奴だったと思う。しかし今考えるに、自分は変わっていないかもしれない。まず、自分は○○が好きだと公言する事に、意味があるのだろうか。私は幼い頃からアニメを観て育ってきた。その事を根拠に私はアニメに詳しいと自負している。しかし当時の私がアニメが好きだから、それを観ていると考えていたのだろうか。規模の差こそあれ、ラップにしろアニメにしろ日常的に接するコンテンツだ。ラップに関しては、自分はラップ好きだという認識があった。今はそういった認識がアニメに向いているのではと思う。それが危険なのかもしれない。
私がラップからアニメに乗り換えた理由は幾つかあり、1つは私が詩(リリックという)を考えたりリズムに乗るという、ラップの才能が無い事を思い知らされて意気消沈し、その時自分には何の才能があるかと考え幼い頃から描いていた漫画を思い立った事。その時初めて、漫画を描くのを日課としている自分の行為が特殊である事に気付いた。これは何を意味するかというと、つまりラップより漫画やアニメという趣味の方が私に向いているのではないかという事だ。
もう1つ言えるのは、両者の規模の違い。私は日本のラップが好きだった。しかしいささか規模が小さい。ものの好みは最終的には主観論になるけれど、主観を疑い無いものにするには世の中の評価も気になるものだ。その点日本の漫画やアニメは世界トップという事が明確だから、主観を疑い煩悶する余地も無い。それと、やはりいくらカッコつけて立派な事を言っても、それが商業的である限り、キレイ事にしか映らない。特に日本のラップに見られる他の音楽性やアーティストに対する攻撃は、自分が売れたさみたいなのを感じて、無意味に思えた。一方の漫画やアニメは皆さんが知っての通り映画的な作家性を切り捨て、エンタテイメントに徹する事から成長したジャンルであり、作家個人へと帰属するもの無しに成り立つ。また送り手も受け手も虐げられてきた事はよく知られ、文字通り全てを捨てる覚悟を必要とする。ラップでは百人百様の意見が、漫画やアニメにおいては才能や技術の差が明確であり、対価はそれらに支払われる。ジブリ作品は明確に商業主義的だが、文句を言う人はいない。あとアニメは所謂文化とか芸術とかと違って、ワケの分からないものを作っても売れない。もちろんアニメにもキャラものと呼ばれるような娯楽作から文化事業のような作品までいろいろある。その両者が世界的な人気を得ている事は、いずれにも優れた表現力や演出力、ストーリー性が見られる結果だろう。
しかし最近思っている事は、こういった自分の言動自体が危ういものではないのかという事だ。ラップに中毒していた時も、私は攻撃性をもって良し悪しを判断して、分かったつもりになっていた。漫画・アニメ好きに転向してからも、長年アニメを観続けてきた立場からは最近の萌えアニメは腐っていると思っている。しかしそれもアニメの進む道であり、オタクの片隅にいる私ごときが漫画やアニメ全体をどうこう言ってもしょうがないのかもしれない。何が好きで何が嫌いだと線引きする事自体が無意味なのかもしれない。そういうこだわりは本来無かったもので、萌えなら萌えをやりつつも自分の見方なり考え方をぶつける、それもだめなら排他的になる事無く上手く折り合いをつけて自分の方法を模索するという手段を取る事が一番妥当なのかもしれない。
私がラップからアニメに乗り換えた理由は幾つかあり、1つは私が詩(リリックという)を考えたりリズムに乗るという、ラップの才能が無い事を思い知らされて意気消沈し、その時自分には何の才能があるかと考え幼い頃から描いていた漫画を思い立った事。その時初めて、漫画を描くのを日課としている自分の行為が特殊である事に気付いた。これは何を意味するかというと、つまりラップより漫画やアニメという趣味の方が私に向いているのではないかという事だ。
もう1つ言えるのは、両者の規模の違い。私は日本のラップが好きだった。しかしいささか規模が小さい。ものの好みは最終的には主観論になるけれど、主観を疑い無いものにするには世の中の評価も気になるものだ。その点日本の漫画やアニメは世界トップという事が明確だから、主観を疑い煩悶する余地も無い。それと、やはりいくらカッコつけて立派な事を言っても、それが商業的である限り、キレイ事にしか映らない。特に日本のラップに見られる他の音楽性やアーティストに対する攻撃は、自分が売れたさみたいなのを感じて、無意味に思えた。一方の漫画やアニメは皆さんが知っての通り映画的な作家性を切り捨て、エンタテイメントに徹する事から成長したジャンルであり、作家個人へと帰属するもの無しに成り立つ。また送り手も受け手も虐げられてきた事はよく知られ、文字通り全てを捨てる覚悟を必要とする。ラップでは百人百様の意見が、漫画やアニメにおいては才能や技術の差が明確であり、対価はそれらに支払われる。ジブリ作品は明確に商業主義的だが、文句を言う人はいない。あとアニメは所謂文化とか芸術とかと違って、ワケの分からないものを作っても売れない。もちろんアニメにもキャラものと呼ばれるような娯楽作から文化事業のような作品までいろいろある。その両者が世界的な人気を得ている事は、いずれにも優れた表現力や演出力、ストーリー性が見られる結果だろう。
しかし最近思っている事は、こういった自分の言動自体が危ういものではないのかという事だ。ラップに中毒していた時も、私は攻撃性をもって良し悪しを判断して、分かったつもりになっていた。漫画・アニメ好きに転向してからも、長年アニメを観続けてきた立場からは最近の萌えアニメは腐っていると思っている。しかしそれもアニメの進む道であり、オタクの片隅にいる私ごときが漫画やアニメ全体をどうこう言ってもしょうがないのかもしれない。何が好きで何が嫌いだと線引きする事自体が無意味なのかもしれない。そういうこだわりは本来無かったもので、萌えなら萌えをやりつつも自分の見方なり考え方をぶつける、それもだめなら排他的になる事無く上手く折り合いをつけて自分の方法を模索するという手段を取る事が一番妥当なのかもしれない。
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プロフィール
HN:
コウタ
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/11/17
職業:
??
趣味:
漫画、アニメ
自己紹介:
―おことわり―
管理人は子供の頃満足にアニメや漫画といったコンテンツを楽しめなかったために、その時期(8~90年代)の作品に憧れている
管理人は7歳から趣味で漫画を描いており、作り手の視点から観たアニメへの想いであること
一番知識のある分野はガンダムです。SFの特に霊や超能力を扱う作品も好きです。サイバーパンクもわりと詳しい。
エロ大好きです。
管理人は子供の頃満足にアニメや漫画といったコンテンツを楽しめなかったために、その時期(8~90年代)の作品に憧れている
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